技術-足回り
出典: CappuccinoWiki
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アッパアームがロワアームより短いため、ストローク時のアームの回転軌跡はアッパ側の方がロワ側より小さい円を描くため、ステアリングナックルのアッパアーム側の方が、ロワアーム側より車体内側に入ることになる。  | アッパアームがロワアームより短いため、ストローク時のアームの回転軌跡はアッパ側の方がロワ側より小さい円を描くため、ステアリングナックルのアッパアーム側の方が、ロワアーム側より車体内側に入ることになる。  | ||
よってキャンバ角はネガティブに変化し、車両のロール時にタイヤの地面に対する角度の変化が少なく、コーナリング時にも安定した操縦性を保つことが出来る。  | よってキャンバ角はネガティブに変化し、車両のロール時にタイヤの地面に対する角度の変化が少なく、コーナリング時にも安定した操縦性を保つことが出来る。  | ||
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リヤサスペンションにはキャンバ、トーインの調整が可能なマルチリンク式のダブルウィッシュボーンを採用し、独立懸架とした。アッパはLアームを、ロワにはフロント側にコントロールアーム、リヤ側にロワアームを設けた。<br />  | リヤサスペンションにはキャンバ、トーインの調整が可能なマルチリンク式のダブルウィッシュボーンを採用し、独立懸架とした。アッパはLアームを、ロワにはフロント側にコントロールアーム、リヤ側にロワアームを設けた。<br />  | ||
また、前後方向の剛性をもたせるため、トレーリングアームを使用している。<br />  | また、前後方向の剛性をもたせるため、トレーリングアームを使用している。<br />  | ||
2008年11月6日 (木) 15:54の版
四輪ダブルウィッシュボーンのサスペンションを軽四輪で初めて採用した。
車体への取付剛性を高めるため、前後とも60φの鋼管のサブフレームを採用。ボディ側にリジットマウントしている。
フロントサスペンション
フロントサスペンションはダブルウィッシュボーンタイプの独立懸架とした。
サスペンションアームは車体と別体になっているサブフレームにマウントされており、高い剛性を確保している。
- アッパーアーム:Aアーム
 - ロアアーム:L型アーム
 
アッパアームがロワアームより短いため、ストローク時のアームの回転軌跡はアッパ側の方がロワ側より小さい円を描くため、ステアリングナックルのアッパアーム側の方が、ロワアーム側より車体内側に入ることになる。
よってキャンバ角はネガティブに変化し、車両のロール時にタイヤの地面に対する角度の変化が少なく、コーナリング時にも安定した操縦性を保つことが出来る。
リヤサスペンション
リヤサスペンションにはキャンバ、トーインの調整が可能なマルチリンク式のダブルウィッシュボーンを採用し、独立懸架とした。アッパはLアームを、ロワにはフロント側にコントロールアーム、リヤ側にロワアームを設けた。
また、前後方向の剛性をもたせるため、トレーリングアームを使用している。
アーム類はトレーリングアームを除きサブフレームにマウントし、精度と剛性を確保している。
- アッパーアーム:L型アーム
 - ロアアーム:パラレルリンク+リーディングアーム
 
