メンテナンス-タービン

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十分注意して下さい。
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== 構造 ==
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===シャフト軸受===
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カプチーノのタービンは「ジャーナルメタルタイプ」と呼ばれる、オイルでタービンブレードのシャフトを浮かせるタイプのタービンです。<br/>
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カプチーノのタービンは「ジャーナルメタルタイプ」と呼ばれる、オイルでタービンブレードのシャフトを浮かせるタイプのタービンである。(フルフローティング方式ともいう)<br/>
この「ジャーナルメタルタイプ」はシャフトとベアリングが油圧支持されており、ベアリング自体がシャフトの約半分の回転数で回転して、シャフトとベアリング及びケースの相対速度を低くしている。<br/>
この「ジャーナルメタルタイプ」はシャフトとベアリングが油圧支持されており、ベアリング自体がシャフトの約半分の回転数で回転して、シャフトとベアリング及びケースの相対速度を低くしている。<br/>
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マフラーから白煙が出ると、「タービンブローしている」とショップの人でも勘違いする人が多いが、ブローしなくても白煙が出るケースがある。<br/>
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また、白煙が出たときに、「オイルシールが劣化したから」と言ってオーバーホールを勧めるショップもあるが、排気側のシャフトにはオイルシールは存在しない。<br/>
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シャフトの軸受はオイルによってフローティングされているが、排気側ハウジングからは排気圧によりオイルは油圧とバランスされていて出ないようになっている。<br/>
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エンジンのブローバイ過多(または適正に排出されていない)によりターボタービンのセンターハウジング内部がプラス圧力(通常はマイナス)になり、バランスが崩れてオイル漏れをおこす場合がある。<br/>
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この場合でも白煙が出るのだが、タービンブローという訳ではない。<br/>
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オイルキャッチタンクを取り付けるなどして、エンジン内のブローバイを排出させることで改善される。

2009年8月27日 (木) 14:42の版

やってはいけない事オイル交換に記載しているように、カプチーノのタービンへのオイルラインは細く、スラッジやゴミにより詰まることがある。
このため、オイル交換は早めに行い、使用するオイルも100%化学合成のオイルが推奨される。

また、例えば、相当距離を走ってエンジン内部が磨耗し各部のクリアランスが大きくなった車や、オイルがリークして油圧が低下したり、オイルポンプ能力が 低下して規定の油圧がかかっていない車に低粘度オイルを使用すると、当然タービン内ではオイル切れを発生します。
もしこのようなトラブルを避けたいのなら、エンジン調整によりアイドリングを1000~1200回転ぐらいに上げ油圧を2kg/c㎡以上に しておくか、エアコンスイッチをいれてアイドルアップ状態にしておくなどの対策をしましょう。
また、北海道の冬のようにマイナス10度以下になり ますと、オイルは水飴のように硬くなります。
この状態で無理にエンジンを空吹かしするとオイルラインに高圧がかかり、特にオイルエレメントを 支える板バネが繰り返し高圧を受けることで、伸びきって支えきれなくなります。
それが原因で濾過されないオイルがエンジンの各部を回り、いろいろな 部品の磨耗を早めてしまいます。
ですから早く暖めたいからといっても空吹かしは絶対にしてはいけません。
十分注意して下さい。


目次

構造

シャフト軸受

カプチーノのタービンは「ジャーナルメタルタイプ」と呼ばれる、オイルでタービンブレードのシャフトを浮かせるタイプのタービンである。(フルフローティング方式ともいう)
この「ジャーナルメタルタイプ」はシャフトとベアリングが油圧支持されており、ベアリング自体がシャフトの約半分の回転数で回転して、シャフトとベアリング及びケースの相対速度を低くしている。


白煙

原因

マフラーから白煙が出ると、「タービンブローしている」とショップの人でも勘違いする人が多いが、ブローしなくても白煙が出るケースがある。
また、白煙が出たときに、「オイルシールが劣化したから」と言ってオーバーホールを勧めるショップもあるが、排気側のシャフトにはオイルシールは存在しない。

シャフトの軸受はオイルによってフローティングされているが、排気側ハウジングからは排気圧によりオイルは油圧とバランスされていて出ないようになっている。
エンジンのブローバイ過多(または適正に排出されていない)によりターボタービンのセンターハウジング内部がプラス圧力(通常はマイナス)になり、バランスが崩れてオイル漏れをおこす場合がある。
この場合でも白煙が出るのだが、タービンブローという訳ではない。
オイルキャッチタンクを取り付けるなどして、エンジン内のブローバイを排出させることで改善される。